災害の支援金や義援金の寄付はどこにすればよいのか?

西日本豪雨の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
少しでも早く、悲しみや不安が癒され、心が休まる生活が送れますよう、お祈りいたします。

このような大きな災害があると、多くの方が募金をされると思いますが、募金先がたくさんあって迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

手軽にできるは、テレビやネットの募金ですが、これって本当に必要な時に、必要としている場所へ届けられているのか、ふと疑問に思うことがあります。

集まる金額が多い分、分配に時間がかかったり、中には、極端な例ですが、不正に使われたりすることもあるのではないのかなと。。

私が個人的に思うベストな募金は、「被災地で実際に復興支援やボランティア活動を行っているNPO・NGO団体銀行振込で募金する」です。

実際に現地で活動されている団体の方が支援金を必要としているだろうし、有効に使ってもらえると思うからです。

銀行振込をおすすめする理由は、募金の全額が支援先に寄付されるからです。

クレジットカードによる募金は手軽ではあるのですが、決済手数料がかかり、これは募金先の団体が負担することになります。

手数料は会社によって異なりますが、だいたい3~10%程度です。

つまり、1万円の募金をしたとしても、クレジットカードの決済手数料が10%かかる場合は、支援先に渡る金額は9,000円になるといわけです。ちりも積もれば・・・なので、1億円の募金があったとしたら、1,000万円のロスになります。

これは、クレジットカード募金の他、クラウドファンディングなどにも言えることで、第三者を通すと手数料がかかり、募金額が少なくなってしまうことがあります。

せっかくの募金、どうせなら全額使って欲しいですし、「支援先に直接、銀行振込で支払う」のが支援先の団体にとっても、嬉しいことなのではないかと思います。

そして、募金する団体について。

私はその時々によって変えていますが、大きすぎず、小さすぎず、活動内容が明確なNPOを選んでいます。

Googleなどで、「災害 NPO 募金」などと検索すると、NPOのサイトがたくさん出てくると思うので、活動内容がウェブサイトやブログ、SNSなどでしっかり報告されている団体を選ぶとよいと思います。

あと、なんとなくですが、NPO名を検索した時に、ネガティブな言葉が出てくるようなところも、なるべく避けたりしています。(「○○ あやしい」「○○ 天下り」とか)

こちらのサイトにもNPOを確かめる方法が説明されているので、参考にされるとよいかなと思います。

寄付を考えているNPO/NGOが「信頼できる?」「怪しい?」と思った時、WEBサイトで簡単に確かめる5つのポイント
http://kifunavi.jp/donation/confidence_5points/

わたしは今回、AMDAさんへ募金しました。

今回の被災地である岡山県に本部があること、お医者さんが創設したNPOのため、スタッフに医師や看護師など、医療の専門家が多いこと、被災地での活動内容が詳細に記載されていることが決め手でした。

AMDAのウェブサイト
http://amda.or.jp/

被災地での活動の様子はこちらから確認できます。
http://amda.or.jp/articlelist/

もちろん、このほかにも素晴らしい団体さんがたくさんあると思いますし、ぜひご自身の納得される支援先を見つけていただければと思います。

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