フェールマヴィの探究コースの7回目は「生薬の会」。
ユキノシタ・ハトムギ・ドクダミ・甘草・紫紺・ヨモギのインフューズドオイル(浸出油)で石けんを作りました。
生薬(しょうやく)は、薬効を持つ植物・動物・鉱物のことで、医薬品や漢方、健康食品の原料として使われています。
主に乾燥させたものが販売されていますが、一般家庭ではお茶にして飲んだり、スキンケアに取り入れたりと、健康や美容の目的で使うことが多いです。
ユキノシタや甘草には美白効果があったり、紫紺は年齢肌に効果があるといわれ、化粧品の原料にもよく使われていますが、自分でチンキを作れば手軽に化粧水を作れて便利です。
お教室では、LLi抽出法で生薬を浸出したオイルを作りました。
色の変化が楽しいです♩
紫紺美しい~◎
石けんにも淡く色が残りました。
以前、作った紫紺の石けん。
ウルトラ抽出法だと大分色が違いますね。
石けんの使い心地は、どれもよかったですが、
特にハトムギ、ドクダミ、甘草、紫紺が気に入りました。
ハトムギとドクダミは泡立ちがとってもよくて、
洗い上がりがツルツル、きゅっきゅっって感じ。
甘草はふわっふわのやわらかい泡が気持ちよかったです。
紫紺は他の生薬と比べると、泡が細かくてとてもなめらか。
洗顔後、肌が柔らかくなる感じで、やっぱりすごいな~と思います。
石けんはどうしても泡立ちや洗い上がりで判断してしまいがちですが、薬効という意味ではユキノシタやヨモギも捨てがたいです。
各生薬の肌への効能はこちら。
ユキノシタ:美白、エイジングケア
ヨモギ:アトピーやアレルギーの抑制、肌荒れの改善
ハトムギ:イボ、肌荒れの改善、ターンオーバーの促
ドクダミ:ニキビや吹き出物の改善、アトピーやアレルギーの抑制
甘草:美白、アトピーやアレルギーの抑制
紫紺:肌荒れの改善、エイジングケア、傷の治りを早める