ハワイで念願のククイナッツオイルをゲットしたので早速使ってみました!以下、ククイナッツオイルの特長や使用感をまとめてみたいと思います。
ククイナッツオイルについて
ククイナッツオイルは、ハワイ原産の植物・ククイの果実を低温圧搾して作られるオイルです。
ハワイでは、太陽の強い日差しや海風から赤ちゃんの肌を守るために使われてきたそうで、敏感肌の人でも使える、刺激の少ないオイルです。
日本では比較的入手が難しく、高価なオイルとされています。
ほんのり薄黄色のサラッとしたオイルで、独特のナッツ臭がします。
栄養価が高い反面、とても酸化しやすいため、市販のククイナッツオイルには、天然の酸化防止剤であるトコフェロール(ビタミンE)が配合されていることも。
ククイナッツオイルの成分
ククイナッツオイルは、肌の水分を保持するリノール酸と、皮膚再生効果のあるαリノレン酸が約7~8割を占めています。
リノール酸もαリノレン酸も人の体が作りだすことができない栄養素で、特にαリノレン酸は「オメガ3」と呼ばれ、食用油として人気のエゴマ油や亜麻仁油などにも含まれています。
しかしながら、生のククイナッツは食用には向かないようで(おなかがゆるくなるのだそう)、主に美容オイルやマッサージオイルとして使われています。
(※ローストしたククイナッツは、塩と共に調味料として伝統的なハワイ料理に使われているようです。)
ククイナッツオイルの効能
肌の水分を保持してくれるリノール酸と、皮膚再生効果のあるαリノレン酸を豊富に含むため、日焼けした肌のケアや、湿疹、ニキビなどの炎症鎮静に効果があるといわれています。
太陽の日差しや外的刺激から肌を守る効果もあるので、外出前に首元や体に塗るのも◎
ククイナッツオイルの弱点
低刺激で有効成分の多いククイナッツオイルですが、以下のような弱点もあります。
- 酸化しやすい
リノール酸、αリノレン酸は非常に酸化が早く、そのためククイナッツオイル自体も非常に酸化しやすいオイルとなっています。開封したら冷蔵庫で保管し、なるべく早めにに使いきるようにしてください。 - 香りが若干強い
香りの感じ方には個人差があると思いますが、わたしは「クレヨン」のような「粘土」のような、何とも言えないにおいに感じられて、ちょっと苦手な感じであります。。
ククイナッツオイルの使用感(個人的な感想です)
初めてククイナッツオイルを肌に塗った時、肌への浸透の早さに驚きました。
とても軽いオイルで、すぐに肌になじむので、ベタつき感がまったくありません。
その点、保湿力は少し物足りなさを感じるところがあります。(特に日本の冬場)
常夏のハワイでは十分な潤いをもたらしてくれましたけど、日本の冬の乾燥にはもう一声欲しい感じです。
酸化が早いので保管に注意が必要ですが、春夏の方が活躍してくれるオイルなのかなとも。
個人的に香りが少し苦手なので、顔よりも体をメインに使っています。
炎症にも効果が期待できそうなので、ためしに湿疹ができてしまった箇所につけてみたところ、痒みが落ち着いて、翌日、肌の赤みがおさまっているような気がしました。
今では、肌が荒れている時や炎症を起こしている箇所につけるようにしてます。
50歳男性ですが、30代よりストレスなのか肌荒れがひどくなり、全身に痒みが出てアトピーではないかと診断され10年以上ステロイド系の薬をしようしてきましが、ハワイ島旅行中に何気なく購入きして使いはじめましたが、旅行中薬のしなくても肌が改善され、痒みも治まっています。驚きです。価格は安くはないのですが薬の使用をククイオイルに変えてみようかと思います。
がっちゃんさま
コメントありがとうございます◎
アトピーが改善されたとのこと、本当によかったですね!ククイオイルがステロイドのかわりに、アトピーの改善に繋がるとよいですね^ ^
ククイオイルに含まれるαリノレン酸は、食べることによっても、アトピーやアレルギーの改善、免疫アップ等に効果が期待できるそうです。
ククイオイルは食べられませんが、亜麻仁オイルやえごまオイルなど、オメガ3系のオイルにαリノレン酸が含まれています。ちょっとえぐみがありますが、風味があっておいしいので、もし機会があれば試してみてくださいね☆