キャロットシードオイルという
ちょっと珍しいオイルを買ってみました。
キャロットシードオイルは、
ニンジンの種から採れるオイルで、
天然の日焼け止めになる他、
シミや傷跡を改善する効果が期待できるようです。
今回試してみたのは、
Leven Roseというアメリカのメーカーの
キャロットシードオイル。
コールドプレス(低温圧搾)製法で作られた
100%未精製のオーガニックオイルです。
この条件は、よいオイルを選ぶ上で
欠かせないポイント。
このキャロットシードオイル、
サラッとして肌なじみがよく、
ハリ感も感じられて、
とても気に入りました。
キャロットシードオイルについて
キャロットシードオイルは、
ワイルドキャロット(和名:ノラニンジン)の
種子から採れるオイルです。
ニンジンに種なんかあったっけ?と思いましたが、
いつも見ている野菜のニンジンは根っこであって、
上の葉っぱの部分に花が咲き、
そこから種が取れるのですね。
種から絞られたオイルは
精油のキャロットシードとは異なり、
純粋に種を絞って作られるキャリアオイルです。
精油の方は、
同じ種子を水蒸気で蒸留した別のもので、
香りも成分もより濃縮されています。
こちらは精油のキャロットシード↓
スパイシーでやや酸味のある香りです。
エイジングケアに効果があるといわれているので、
手作り化粧水を作る時に必ず使ってます。
種を絞って採った方の
キャロットシードオイルは
薄い黄色のオイルで、
少し青臭いような、ほろ苦い香りがします。
さらっとしたテクスチャーで
肌なじみがよく、適度な保湿感があります。
キャロットシードオイルの成分
キャロットシードオイルの中身は、
保湿効果の高いオレイン酸が7割、
肌の水分を保持するリノール酸が1割、
その他、パルミチン酸、ステアリン酸が少しずつ。
オレイン酸は、
元々人の肌に含まれる脂肪酸で
アレルギーを起こしづらく、
肌なじみがよいのが特徴です。
脂肪酸の構成比率は
オリーブオイルに似ていますが、
使用感はオリーブオイルよりも
少しサラッとしているように感じました。
キャロットシードオイルの効果・効能
キャロットシードオイルの大きな特徴は
「日焼け防止効果」のようです。
Scholars Academic Journal of Pharmacyの論文に
SPF38~40程度のSPF効果があると記載されていました。
論文PDFはこちら。
また、ビタミンAを豊富に含み、
抗酸化作用に優れ、抗菌作用もあるとのこと。
シミやシワなどのエイジングケアに効果的である他、
痛んだ髪のケアにも役立つそうです。
キャロットシードオイルの使用感
サラッとした使用感で、
べたつかず、すぐ肌になじみます。
適度な保湿感もあって、乾燥しません。
単体で使用してもよいと思いますが、
私はホホバオイルと混ぜて使っています。
夜、塗ると、
翌朝、肌がやわらかくなって、
ピンとハリが出る感じがします。
ニキビや湿疹が出ることもなく、
使い始めてから
肌の調子がとてもよいので、
しばらく使い続ける予定です◎