オリーブオイル72%が決め手!フランス生まれのマルセイユ石けん

最近自分で作ったマルセイユ石けんとビネガーリンスで髪を洗っているのですが、とってもいい感じです♡一つの石けんでまるっと全身洗えるし、お肌もしっとり、洗い上がりの髪もサラサラ♪やっぱり石けん好きだなぁ(*^^*)

さて、このマルセイユ石けん。元々はフランスのマルセイユ地方の伝統産業として作られた石けんのことでしたが、現在では、オリーブオイルを72%配合して作った石けんを総称して「マルセイユ石けん」と呼んでいます。

フランスのマルセイユ石けん

いつか行きたいから地図貼っちゃいます!マルセイユはフランスの南の方、地中海に面したところです。ちょうどスペインとイタリアの間にあるんですね。

地中海といえばオリーブ。けれどもお隣のスペインやイタリアと比べると、フランスのオリーブオイルの生産量は少ないようです。確かにスペイン料理もイタリア料理もオリーブオイルをたくさん使うけど、フランス料理はバターというイメージ。

マルセイユ石けん

一説には、17世紀頃フランスで石けんを主要産業にしようとしたところ、オリーブオイルがあまりないので、容量を少し減らして、残りをココナッツオイルなど別のオイルを加えたらとてもよい石けんが出来たのが始まり、なんてことも聞きました。現代のマルセイユ石けんは、オリーブオイル72%、その他のオイル(ココナッツオイル、パームオイル)を28%にして作るのが定説のようです。

マルセイユ石けん
マルセイユ石けんの老舗・マリウスファーブル社のマルセイユ石けん。72%の刻印があります。

ふんわりクリーミーな泡立ちが特徴のマルセイユ石けん

マルセイユ石けんは、オリーブオイルが多めに入っているので保湿力があります。オリーブオイル100%で作った石けんは、「ザ・保湿!」といった感じでドロっとしているのですが、マルセイユはココナッツオイルなども入っているので、適度に硬さもあり、ふんわりとした柔らかな泡が立って、これがなんとも言えず気持ちいいのです♪

マルセイユ石けん

作り方は前田京子さんの本「オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る」に詳しく書かれているので、ご興味ある方は読んでみてくださいね◎

オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る―「お風呂の愉しみ」 テキストブック 前田 京子 (著)

[書評] オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です