今通っている石けん教室で最初に教わった「キャスティール石けん」。
キャスティール石けんとは、オリーブオイルだけでつくられる石けんのことで、スペインのカスティーリャ地方で発展したことから、この名前がついたそうです。
はじめてこの石けんを使った時の新感覚は忘れられません。きめ細やかで、濃厚なホイップクリームのような、もっちりとした泡で、あきらかに他の石けんとは使い心地が違います。
オリーブオイルだけでつくる石けんは、泡が立ちにくかったり、溶けやすかったりしますが、洗浄力・保湿力ともに抜群!個人的には秋冬にかけて毎朝の洗顔に使いたい大好きな石けんでもあります。
手作り石けん全般にいえることですが、天然のグリセリンをたっぷり含むコールドプロセス製法で作られた石けんは、空気中の水分を引き寄せるため、とても溶けやすいです。
お風呂場にずっと置いておくと、湿気ですぐに溶けてしまいます。オリーブオイルの石けんはなおさら溶け崩れしやすいので、洗顔専用石けんとして洗面所に置いておけば長持ちします。
キャスティール石けんは、手だけで泡立てようとすると、なかなか泡立ちません。
しいていうなら、固いバターを手で転がしてる感じです。
ヌルヌルっとして手がとっても潤うので、これはこれで好きなのですが、顔を洗う時はたくさんの泡でしっかり汚れを落としたいですよね。そんな時はネットを使えば簡単にホイップクリームのような泡ができます。
↓はお教室で作った石けん。去年の冬に作りました。
そして↓がおうちで作ったキャスティール石けん。同じオリーブオイルなのに、種類が違うだけで、随分色が違います。
最終的には二つともソーダ灰がついて真っ白になりました。笑